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本作は、Be Withプロデュースの代表作「バタフライ・エフェクト―THE BUTTERFLY EFFECT―」のアナザーストーリィ朗読劇として誕生した「幸福の王子 The Happy Prince」を、大幅に改定し新たな物語として作り上げた作品です。
「Blood Heaven」は全三部作の形をとっており、第二部にあたる本作の初演は2011年6月。
モルグの町にそびえる全寮制ギムナジウム（高等中学校）が舞台のゴシックミステリーです。
第一部「LABYRINTH ラビリンス」は登場人物のひとり、国語教師のマコーレイを主人公にして2012年6月に上演いたしました。
第三部は本作の続編にあたり、キャラクター達のその後が描かれます。
皆様のご声援により、再演が決定した本作「Blood Heaven～第七天国 Sad wings」は初演をさらにブラッシュアップしてお贈りいたします。

＜バタエフェ＞シリーズは作品の舞台である「モルグ」の町のCHRONICLE（年代記）であり、住人である個性豊かなキャラクター達の現在、過去、未来の物語を独特の世界観で綴っています。
そして 今作も“Another setting＆Another ending”で上演。1本の舞台がAnother setting（違う設定）により、Another ending（違う結末）に展開していく。同じ物語も結末が違うことによって、それまでの心情、出来事の意味合いが大きく変化いたします。

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魔女伝説が息づく町・モルグ。
全寮制ギムナジウム“リジイア”に通うサビルのクラスにグレイと言う転校生がやってくる。彼はサビルに「君を迎えにきたよ」と告げるが、サビルは何も覚えていない。彼らの住む寮は通称“ハウス”と呼ばれていて、その最上階の７階は「第七天国」と称され、そこで開かれるお茶会に招待されることが生徒達の憧れだった。
そんなある日、ひとりの生徒が行方不明になり、次々と不可思議な事件が起こる学校内。
その真実とはいったい・・・

2008年11月、2週間ロングラン初公演。
大好評で幕を閉じ、皆様のご声援にお応えして、2009年4月《ENCORE LIVE》として再演。そして2010年秋、再々演。
悪霊ハンターの兄弟を中心に描かれる、切なく激しいダークロマンの物語。
独特の世界観が観客の支持を受け、物語の舞台である“モルグの町”の住人を主人公にした朗読劇が３本上演されました。